韓国の受験勉強は日本以上に過酷を極めます。大学受験に備えて高校生は朝から晩まで学校で勉強をしなければいけません。

韓国旅行や韓流ドラマをもっと楽しみたい方に「学歴社会の韓国(大学受験)」をお伝えします。

韓国は日本以上の学歴社会

韓国では日本以上に教育に力を入れています。

みなさんもご存知の通り、以前の日本は完全に学歴社会で、高学歴の人は給料がいい会社、大企業に入ることができ、年功序列によって、老後まで安心できました。その学歴社会も崩れ、今では経験やスキルが重視される世の中になっています。

韓国はまさに受験戦争が社会問題になっていた頃の日本と同じです。高校生は朝から晩まで学校で勉強。休みの日には塾へ通います。学校には部活動もありませんので、まさに勉強の毎日なのです。

韓国人の友達を見ているとかわいそうなぐらい勉強をしています。

受験がない

小学校、中学校、高校入学時には基本的に受験がありません。

韓国の受験システム

韓国の入試制度は「大学修学能力試験」と「各大学の入試試験」から成り立っています。韓国の受験生は高校3年生の11月ごろに「大学修学能力試験」を受け、その成績によって受験大学を選び、年明けから始まる各大学の入学試験を受けます。

「大学修学能力試験」は全国の受験生の学力の成績をつける日本のセンター試験と似ています。「各大学の入学試験」では面接、高校の内申成績、各大学独自の評価方法で入学を判定します。

受験失敗=人生の失敗

入学採点の割合は「大学修学能力試験」の成績が約6割を占め、「大学修学能力試験」での失敗は大学受験失敗に繋がってしまいます。

韓国の受験制度はより良い受験制度を作るために変更されることが多々あります。ただ、綿密に打ち合わせがされずにケンチャナヨ(大丈夫)精神で決められることもあり、後に弊害が出ることもあります。

学歴社会のため、「どこの大学に入学するか」は受験生にとっては人生を決めてしまうぐらい大切。このプレッシャーに負け?または打ち勝つため?受験の最中に携帯電話のメールを使ったカンニング事件が起こり、問題になったこともあります。

韓国の受験戦争

以前の日本にも受験戦争という言葉がありました。最近では詰め込み式の教育から脱却する方法を模索している日本ですが、韓国では「名門校に入る=将来が約束される」という考えなので、受験戦争は毎年起こっています。

「教育大乱(キョユクテラン)」とは韓国語の受験戦争。大学受験を控えた高校生は、放課後になると図書館へ移動し、夜10時まで自習をします。その後、塾である「学院(ハグォン)」へ行き、勉強をする人もいます。朝早くから通学し勉強している人もいますので、休まるときがありません。

韓国の大学進学率は日本の約50%に比べて、約80%と非常に高いです。そんな中で受験戦争がいっそう過熱するのは、受験生の大半がソウル大学を頂点とする超一流大学を目指すからです。

「学歴があれば一流企業に勤めることができて、幸せな家庭を築ける」と信じている韓国人は多くいます。

こういった社会情勢のため、韓国の学生(特に高校生)は勉強に追われ、すさまじいストレスを抱えています。