韓国にはチョンセとウォルセという2つの賃貸の方法があります。

韓国旅行や韓流ドラマをもっと楽しみたい方に「韓国の賃貸(住まい)」をお伝えします。

韓国での賃貸の仕方

韓国で部屋を借りる場合、「チョンセ」と「ウォルセ」の2つの方法があります。

チョンセ

日本ですと入居前に敷金、礼金と初めての月の家賃を支払うのが一般的です(最近では敷金、礼金がないところもあります)

韓国ではチョンセという独特のシステムがあります。入居時にまとまった金額を保証金として家主に払い、退去時に全額変換してもらいます。家主はそのお金で銀行預金や式投資などを運用し、毎月の家賃代わりにするというもの。

チョンセがあれば毎月の家賃がいりません。しかも、基本的にはチョンセは退去時に戻ってきますので、無料で家やマンションを借りることができるのです。

ただ、このチョンセ、良い事ばかりではありません。チョンセの値段はその不動産購入額の6割程度。日本人のアパートを借りる感覚でも300万以上、ソウルでは1000万円以上は必要になってしまうのです。

最近では、家主がチョンセを払い戻しできないことが問題になっています。家主のチョンセの運用の仕方、結果が悪かったのか、最初から逃げるつもりだったのか、借家人らが家主にチョンセ保証金を「いつまでに返してください」という「内容証明書」を送る場合があります。

ウォルセ

人によってはチョンセは敷居が高い人のため、または最近では銀行の利子やチョンセの運用効果があまりないようで、ウォルセというチョンセとは違ったシステムがあります。

ウォルセとは、ある程度の保証金(チョンセよりもかなり小額、退去時には全額返金)を最初に、月々の家賃を毎月支払うというシステム。

万が一、家賃が支払えない場合は保証金から差し引かれます。

チョンセや保証金が返金されなかったら?

「賃借権登記命令」という制度があり、退去する前に「貸借権登記」をしておけば、その家が競売にかけられた際に「優先弁済権」によって、チョンセ、または保証金を返金してもらえます。

ここまでしても家主が返金してくれなければ、「チョンセ金返還請求訴訟」や民事訴訟を起こすことができる。

結果的にほとんどのケースで、チョンセも保証金も返金されますが、いろいろと問題が多いのは事実です。

韓国では日本とは違い、家やマンションに入居するにはある程度のお金がないとできません。

地方から出てくる学生はどうするの?

「チョンセや保証金のシステムがあったら、地方から来た学生が困るじゃない」と思われるかもしれません。そのような学生は下宿(いわゆるホームステイ)や学校の寮に入ることが多いです。