支払い時に何かと考えてしまう日本人。韓国人は割り勘(ワリカン)がなく、誰かが全てを出します。

韓国旅行や韓流ドラマをもっと楽しみたい方に「(お金の習慣)」をお伝えします。

日本人の場合

恋人同士は、男性がおごる場合もありますが、割り勘もあります。

上司や目上の人といった場合、おごりもありますが、割り勘の場合もあります。

同僚や友達同士だと割り勘が多いです。

韓国人の場合

韓国には割り勘文化がありません。基本的には年上の人が全てを支払います。同年代の場合は交代で支払います。

おごり、おごられ、韓国経済はまわっているようです。

韓国人の支払いルール

韓国人の恋人同士で食事をした場合は、男性が支払い、上司や目上の人と食事をした場合は、彼らが支払い、同等の立場だと誘った人が支払うことになります。

学生で恋人同士の場合、特に海外留学中に学生同士の場合は割り勘もあります。

「 誘った人 < 先輩 」 という関係のため、makoの韓国人の友達は、「先輩と食事をするとおごってくれるから、よく誘うよ」と言っていました。

先輩は後輩に上から目線で接することができ優越感がありますが、支払いのことを考えると気が重くなる人もいます。

年長者の意見

makoが韓国人の友達に、「後輩と食事をしたくないでしょ?」と聞くと、「自分もおごられているから、それは仕方がない。どうせ出すなら気持ちよく出す」ということ。

中には「結婚して家や車のローンがあるため、後輩との食事は嫌だ」と、誰かに誘われる前にこっそりと帰宅する上司もいるそうです。

いくら自分が若いころにおごられていたからと言っても、自分が年上の立場になったら、ちょっと怖いですね。

韓国と日本の印象

日本人の場合、相手との関係(友達、恋人、上司など)で、会計になるまで「おごろうかな」「割り勘にしようかな」「相手はどうするかな」といろいろな駆け引きが場合によってはありますが、韓国人はルールが決まっているため、わかりやすいです。

お金の支払いに関しては、韓国人から見ると日本人は「ケチ」、日本人から韓国人を見ると「太っ腹」という印象を受けます。

海外で生活している韓国人

海外留学時代、makoはあきらかに韓国人の友達よりも年上でしたが、留学生&日本人ということで、いつも割り勘にしてくれていました。

おごりの考え方は韓国人同士、または韓国国内で適応されるルールのようです。

世界のお金の支払い

海外留学時代に出会った他の国の友達(カナダ、スイス、ブラジル、メキシコ、ドイツなど)の意見を聞いてみると割り勘派の国は少なく、「日本人はいつも割り勘で細かいなぁ」と言われます。