文法がわからなくても単語を繋がれば、何とか意思の疎通はできますが、文法を勉強すると韓国語が効率よく上達します。文法を知っていれば、韓国旅行で会話を楽しんだり、韓国ドラマや映画に出演する韓流スターの会話を聞き取ることができます。ここでは韓国語の文法の「~に(方向)韓国語の文法」を勉強しましょう。

~に(方向)

~に(時間・場所)」で、「3時に行きます」(時間)、「図書館に行きます」(場所)など、時間や場所に関する「에(~に)」を勉強しました。

ここで勉強する「~に(方向)」は、わかりやすい日本語だと「~の方に」という方向を表します。

「~に(時間・場所)」も「~に(方向)」も意味はそれほど変わりませんので、どちらを使っても問題ないことが多いのですが、ニュアンスが異なります。

「~に(時間・場所)」は目的地だけを示すのに対して、「~に(方向)」は目的地プラス方向を示しますので、「~の方に」と日本語訳をするとわかりやすいです。

「~に(方向)」は、パッチムの有無によって形が異なります。

パッチムなし

場所を意味する単語の後ろにつけます。

~の方に

パッチムあり

場所を意味する単語の後ろにつけます。前の単語の語尾と連音化します。

ウロ

으로
~の方に

「~に(方向)」の例文

パッチムがない場合とパッチムがある場合の「~の方に」をそれぞれ勉強しましょう。

ハッキョロ カmニダ

학교로 갑니다.
学校に(の方に)行きます。

イッチョkロ オシpシオ

이쪽로 오십시오.
こちらに(の方に)来てください。

チョッチョkロ カシpシオ

저쪽로 가십시오.
あちらに(の方に)行ってください。

チブロ カmニダ

집으로 갑니다.
家に(の方に)行きます。

アプロ オシpシオ

앞으로 오십시오.
前に(の方に)来てください。

例文で使われた単語

ハングル 読み 発音 意味
학교 ハッキョ 学校
이쪽 イチョk こちら
저쪽 チョッチョk あちら
チp
アp