ハングルには合計19個の子音があり、9個の基本、5個の激音、5個の濃音に分かれています。これらの子音と母音をパズルのように組み合わせで文字を作ります。ここでは基本子音の「ピウプ」を勉強します。

基本の子音の多くは文の中では濁音になります。韓国人は規則に当てはめている訳ではなく、発音すると自然に語頭では清音(濁らない音)、語中では濁音になります。

ㅂ(ピウプ)

日本語の「パ行」に近い音ですが、実際に韓国人が発音すると日本語の「パ行」と「バ行」の中間音に聞こえます。

語中では「バ行」になります。

上段の発音は語頭、下段の発音は語中です。カタカナで書かれた部分は日本語で表記すると同じ発音もありますが、韓国語では異なります。「基本母音」と照らし合わせて発音してください。

 

pa パ

ba バ

pja ピャ

bja ビャ

p⊃ ポ

b⊃ ボ

pj⊃ ピョ

bj⊃ ビョ

po ポ

bo ボ

pjo ピョ

bjo ビョ

pu プ

bu ブ

pju ピュ

bju ビュ

pω プ

bω ブ

pi ピ

bi ビ

ㅂ(ピウプ)が入った単語

再生ボタンを選択すると発音が流れます。

 

ハングル 読み 発音 意味
비누 ビヌ せっけん
바지 パジ ズボン
ビョ
보리 ポリ

 

本来はカタカナを読まずにハングルだけを見て読む方が勉強になりますが、ここではより多くの人にハングルを身近に感じていただけるように、カタカナの読み方もお伝えしています。