難しそうに見える韓国語ですが、ハングル(韓国語の文字)は、一定の法則に従って構成されています。文法は日本語と似ていますので、日本人にとって理解しやすい言語です。韓国旅行や韓流ドラマをもっと楽しみたい方に「勉強の流れ(韓国語の勉強法)」をお伝えします。
初心者から勉強する韓国語
ハングルがパズルにしか見えなかったほどの超初心者から、何とか韓国語が話せるようになったmakoが実践した韓国語勉強法です。ここでは「勉強の流れ」をお伝えします。
日本人に勉強しやすい韓国語
日本人は英語を学生のころから勉強していますので、英語が一番身近な外国語だとは思いますが、韓国語は日本語と文法が同じで、似ている単語も多くありますので、外国語としては英語よりも韓国語の方が理解しやすいです。
今は韓国語がさっぱりわからない初心者の方でも、勉強すれば必ず話せるようになります。
韓国語の仕組みにつきましては、基礎知識をご覧ください。
韓国語勉強法の流れ
ここでは「今まで韓国語には触れたことがない」、「韓国語は韓国ドラマや映画で聞いた程度」の初心者の方が韓国語で会話ができるまでの韓国語勉強法をお伝えします。
王道の勉強法ですが、「語学に近道なし」なので、少しずつ確実に勉強してくださいね。
1.文法の基本を勉強する
「文法」と聞くと、「え~文法は嫌だから会話がしたい」、「難しいからやりたくない」と言われそうですが、文法の基本だけでも理解していれば、リスニングやスピーキング、リーディングの理解力がグッと上がります。
文法がさっぱりわからない状態で、いくら韓国語の会話をしようと思っても、覚えている単語を並べたり、何とか通じるだけで、結局は中途半端な韓国語になってしまいます。
それほど難しい文法はいりません。基本だけでもしっかりと勉強しましょう。
2.発音の基本を勉強する
韓国人にハングルをそのまま読んでも何とか通じますが、連音化をはじめ、韓国語には発音のルールがいくつかあります。
この発音のルールを知らないとリスニングをしても「??」になってしまいます。
韓国人のように発音できなくても大丈夫です。頭では理解しておいてください。
3.フレーズを覚える
挨拶、謝罪、お礼など日ごろよく使うフレーズを覚えておくと、必要なときにすぐに出てきます。
詰め込み式で覚えなくても、韓国ドラマや映画を見ているとある程度は自然に覚えると思います。
4.リスニングの基本を勉強する
頻繁に韓国ドラマを見ている人は自然とリスニング力がついています。「あっ、この単語聞いたことがある」、「このセリフは他のドラマでも聞いたことがある」などです。
韓国人が話す自然のスピードの韓国語でリスニングが練習できれば理想なのですが、韓国ドラマや映画で「何を言っているかさっぱりわからない」という人は、リスニングのテキストを購入することをオススメします。
その際に自分が30%~40%の韓国語が理解できるテキストを選んでください。さっぱりわからないテキストを使うとモチベーションが低下してしまいます。
5.スピーキングの基本を勉強する
韓国語の教室に通っていない人はなかなかスピーキング練習をする機会がありませんが、文法や発音、リスニングを勉強しているときに、意識して韓国語を声に出すようにすると話すことに慣れてきます。
そのときはできるだけハングルの発音通りにはっきりと口を動かし、発音のルールにも気を付けてください。
スピーキングはどんなときにでも練習できます。
6.リーディングの基本を勉強する
韓国語の文章を読むのは慣れていないとかなり大変な作業です。
韓国ドラマや映画を見たり、韓国旅行に行く場合には長い文章を読まなければいけないことがほとんどないと思いますので、「余裕があったら勉強する」程度でも大丈夫です。
文法や発音、リスニング、スピーキングの練習をしている時でも、リーディングの力はついていきますので、リーディングの勉強を始めて「さっぱりわからない」ということはありません。